Salesforceプロジェクトを牽引するリーダーのキャリア進化|COEL's仕事人
中国の陝西省(せんせいしょう)出身の王さんは、留学生として来日した後2016年COELに入社、現在はSalesforceに関連した大型案件のプロジェクトリーダーとして活躍しています。
ーCOELに入社したきっかけを教えてください
大学では情報工学を専攻して、将来はIT業界で仕事をする目標を持っていました。
新卒で入社した会社は、開発がしたいと思って志望したのですが、実際働き始めると思っていたのとずいぶん違って、やりたいことができないまま過ぎていくのはどうなのかと思い転職活動をはじめました。
COELから内定が出た時は、すぐに入社を決めました。
やりたいことができると思ったことと、面接の際に、厳しい話もありつつ色々な話をする中で安心できる会社という印象を持ちました。
ー今はどのような業務をされていますか
入社したばかりの時は第2新卒のような感じだったので、テストや資料作成が主な業務でしたが、3年目にはいってすぐCRM推進グループが新設されてSalesforce関連の業務になりました。今は、2年前から始まった大型案件のプロジェクトリーダーをやっています。
お客様は、Salesforceを基幹システムの一部と位置付けているので、Salesforceがないと業務がまわらなくなります。現在は、今後のビジネスビジョンにあわせるためにシステム拡張を計画しているので、すごく重要な役割を担っています。
ーSalesforceの資格もとりましたね、仕事はやりがいがありますか
資格は、最初に認定アドミニストレーターをとって、次の年にPlatformアプリケーションビルダー、去年はPlatformデベロッパーをとりました。普段の業務で使いこなしていないと合格できないのでスキルの証明になりました。
Salesforceはデータの一元管理ができるプラットフォームで、標準機能の豊富さが他社サービスと比較するとアドバンテージになっています。
その分、多岐にわたるサービスをひとつひとつ理解してカスタマイズ性を確認しないといけないので結構しんどいですが、理解が深いほど提案レベルもあがるのでやりがいはあります。
Salesforceに関わったばかりの頃、開発パートナーとしてSalesforceの営業の方に同行していた時期があって、これができたらこんなに嬉しいんだとユーザーニーズを身近で感じる体験ができたこともやりがいにつながっていると思います。
ー仕事の向き合い方で大事にしていることは何ですか
考えるのが好きなので、課題があっても何故だろう、どうすればいいだろうと時間をかけて考えます。
なので、ひとつひとつの仕事も、お客様のこうしたいと自分の考える最善が合っているのか、そうすべき理由付けができるのか、とことん考えて真意を見定めながら進めています。
ーこれから目指していきたい未来像はありますか
プロジェクトリーダーを任されるようになって、結果的にマネージメントの道に引っ張られていくように感じています。
まずは、周りからみても頼れるリーダーであって、メンバーと一緒に良い結果がだせるチーム作りをするのが身近な目標ですね。
CRM推進グループは、2018年にグループリーダーと、自分を含め3人のメンバーの計4人でスタートしていますが、今では協力会社さんを入れると15人になりました。
この事業がもっと大きくなっていった時、自分がどこにいるか。同じように自分も成長できていればいいと思っています。
それから、去年から中国のオフショアも始まりましたので、自分が持っている個性を活かして中国への展開も広げられればと思っています。
ー最後に日本で好きなものや好きな場所を教えてください
好きというか、来日してからずっと名古屋なんですが、最初の数年間は新栄に住んでいて、未だにそこにいくと昔の記憶がよみがえります。当時の自分は、ここで頑張っていたなって。いい思い出です(笑)
それから、日本の食事は最初、味付けが薄くて口にあわなかったけど、今は好きになりました。
鰻、お寿司、焼肉、味噌カツとか、名古屋飯も美味しいですね。
エンジニアのメンバーはシャイな方も多いのですが、気軽にインタビューに応じてくれて、仕事だけではなくプライベートの話まで気さくに話をしてくれました。今は敬語も自在に使えて日本人のように流暢に会話をしていますが、入社当初はメール1本書くのに20~30分かかったとか😲意外なエピソードも聞かせてくれました。(インタビュー:COEL公式note編集部/柳川)
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